深呼吸の時間

ラブライブとか 読書とか

私と『ラブライブ!サンシャイン‼』の「出会い」の物語

1. はじめに

ラブライブ!サンシャインAqours 5th LoveLive!〜Next SPARKLING!!〜(以下「5thライブ」と表記)が目前に迫っている。

2019年6月8日、9日。

舞台は埼玉メットライフドーム

 

メットライフドームは、かつてAqours 3rd LoveLive! Tour~WONDERFUL STORIES~(以下「3rdライブツアー」と表記) がスタートした場所でもある。あれは2018年6月9日と10日。奇しくも、この5thライブのちょうど一年前であった。

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そう、あれから一年が経った。それは同時に、私が『ラブライブ!サンシャイン‼』に本当の意味で「出会って」から一年が経ったということでもある。

あれから『ラブライブ!サンシャイン‼』は私の生活にとって無くてはならないものになった。Aqoursは私のヒーローになった。そしてこの一年の間に、私はツイッターラブライブ用のアカウントを作り、このはてなブログを開設し、そしてネット上で知り合ったラブライバーたちと実際に会ったりもするようになった。

 

この記事は、一年前に起こった『ラブライブ!サンシャイン‼』と私との「出会い」を滔々と語る、くそ自分語り記事である。

 

  • 1. はじめに
  • 2. 3rdライブツアー当時の私の個人的状況
  • 3. 3rdライブツアー埼玉公演Day2
  • 4. 私自身の物語としての『ラブライブ!サンシャイン‼』
  • 5. 3rdライブツアーファイナル
  • 6. それからのこと
  • 7. おわりにーーAqours 5thライブに向けて

 

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私の故郷仙台に「物語」が存在したということ——Wake Up, Girls! FINAL LIVEに寄せて——

1.はじめに 

みなさん、こんにちわぐ。いちきんぐです。

 

日、埼玉スーパーアリーナにて、Wake Up, Girls! のFINAL LIVE~想い出のパレード~が開催されました。ラブライブ!サンシャイン‼の話をするために開設した当ブログですが、それに関連して今回はWake Up, Girls!の話をします。

※以下、Wake Up, Girls! をWUGと略記します。なお作品名としてのWUG、作中のグループ名としてのWUG、声優ユニットとしてのWUGというように、WUGという名前は3つの意味を持ちます。本記事では区別の必要性がない場合は単に「WUG」と書きますが、区別したい場合は例えば「作品としてのWUG」や「WUGという作品」、「声優ユニットWUG」や「WUGという声優ユニット」といった書き方をします。

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とはいえ私は昨日のライブには参加できていません。しかし先日縁があり、WUG FINAL TOURの仙台公演1日目昼の部に参加させてもらいました。最初で最後の、WUGのライブ参加です。

www.animatetimes.com

そもそも1期の途中までしかアニメも見ておらず声優ユニットとしてのWUGのことも全然知らなかった私は、ファイナルツアー仙台公演参加に向けて改めてWUGという作品およびユニットに触れる中で、いろいろと想いを抱きました。

普段はラブライブ!サンシャイン‼のオタクをやっておりWake Up, Girls! に関して詳しいわけでは決してない私が記事を書くのはおこがましいかもしれませんが、WUGにとっての戻らない時が過ぎ去ろうとしている今、WUGに関する私なりの想いを発信しておきたいと考え、筆を執ります。

 

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鞠莉ママとの対決は新生Aqoursにとっていかなる意味を持っていたのか?

 

  • 1. はじめに
  • 2. 鞠莉と鞠莉ママの物語
  • 3. 鞠莉にとっての問題は何だったのか
  • 3. 新生Aqours6人の問題と鞠莉の問題との関係
  • 4. おわりに

 

1. はじめに

ラブライブ!サンシャイン‼ The School Idol Movie  Over the Rainbow』は、新生Aqoursの小さな第一歩目を描く物語です。


新しいAqoursってなんだろう——。

千歌やルビィ達6人は、6人でAqoursを続けるということがどういうことなのかまだわかっていませんでした。でも、イタリアへの旅を経た6人には、世界が少しだけ違って見えるようになります。今の自分たちの中や周りにあるたくさんの「宝物」が、6人の目に映るようになったのでした。

 

劇場版のイタリアパートを牽引したのは、小原鞠莉と鞠莉ママとの物語でした。千歌やルビィ達6人は図らずも、イタリアで鞠莉達とともに鞠莉ママと対決することになります。

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では、イタリアで鞠莉ママと対決したことは、千歌やルビィ達6人の変化にどのように関係しているのでしょうか。

 

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