3月末に上げた記事(「ケア」への関心と「シリーズ ケアをひらく」の話 - 深呼吸の時間)で,読書の記録をつけていきたいということ,特に看護や介護,精神医療など,「ケア」にまつわる読書の記録をつけていきたいということを書いた。
間が空いた(なんと2ヶ月空いた)が今回はその最初として,『ケア学 越境するケアへ』という本を取り上げ,要点を整理し感想(?)を書いてみたいと思う。
「ケア」への関心と「シリーズ ケアをひらく」の話
先の記事( このブログの用途と最近の心境の変化について - 深呼吸の時間 )で,このブログを読書記録用の場所としても使っていきたいと考えているということを書いた。
しかし,読んだ本すべての感想を書くわけではない。この読書記録は,ある一つの関心に沿ったものとなる予定である。今回は,その関心についてあらかじめ語っておきたいと思い,記事を書くこととした。
オタク語りの用途で作ったこのブログでは表に出して来なかったのだが,私はここ3~4年,「ケア」と呼ばれる世界に興味を持っている。このブログでつけていくつもりなのは,この「ケア」への関心に沿った読書の記録である。そして特に,医学書院より刊行されている「シリーズ ケアをひらく」という本のシリーズを取り扱いたいと思っている。
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